高電圧化する太陽光発電設備の点検をより安全に 「直流高電圧プローブ P2000」
日置電機㈱
近年,太陽光発電やEV用バッテリーでは高電圧化が進み、メンテナンス時の危険性が増しています。太陽電池モジュールの安全適格性確認に関する規格(IEC 61730-1)ではPVモジュールは過電圧カテゴリⅢで扱われています。
このような背景から太陽光発電設備のメンテナンス時に使用する測定器は安全のため測定カテゴリⅢの高電圧に対応したものが必要となります。
また現在の太陽光発電設備では1500 Vのシステムが普及しつつあり、今後システムのさらなる効率化・大規模化が進むと予想され、より高電圧に対応した測定器が必要になることを見据え、CAT Ⅲ 2000 V対応製品としてP2000が開発されました。
P2000を対応するHIOKIのクランプメータやデジタルマルチメータ(DMM)に接続すれば系統を遮断せずに2000 Vまでの高電圧を安全に測定できます。